デザイン計画特講Cにデザイナー青木明子先生をお招きしました!!

環境デザイン学科には、デザイン計画特講というオムニバスの授業があります。この授業では、4コースでそれぞれの分野でご活躍の著名な方を講師に迎え、学生時代のお話や今までのお仕事、これからどのような時代に向かっていくのかなどを学生向けにお話いただいています。

5月28日の授業では、ファッションデザイナーとして活躍されている青木明子先生を講師にお招きし、お話を伺いました。青木先生はご自身の手がける『AKIKOAOKI』というブランドを2014年に立ち上げ、東京コレクションなどでファッションを発信し続けられ、現在メディアなどでも次世代を担う若手デザイナーとして大変注目されています。
女子美術大学を卒業後、セントラル・セント・マーチンズで学ばれ、海外や日本でインターンを経験。その後ご自身のブランドをスタートされ現在に至ります。

青木さん①

 

 

青木さん②

 

 

 

TOKYO NEW AGE
山縣良和氏と坂部三樹郎氏が若手デザイナーたちを集め、企画・プロデュースしたデザイナーグループ。渋谷・パルコミュージアムで実施した展覧会「絶・絶命展」に参加した若手デザイナーから進化し、共同でファッションショーなどを行うようになっていきました。

私の中で印象に残った話の一つに、TOKYO NEW AGEとして参加された渋谷・パルコミュージアムでの「絶・絶命展」がありました。こちらの展示では期間中に生から死へと展示が変化していくという不思議なインスタレーションに挑戦されていました。
ファッションを用いて生と死を表現するというなかなか難しいテーマに対して、生身の人間のモデルを展示するという大胆な発想で観客を引き込み、青木先生独自の世界観を展開していったところにとても感動しました。本学科でも学生が作品を発表したり展示する機会はたくさんありますが、「私はこんな作品を作りました」という発表で終わってしまう場合が非常に多いので、青木先生の作品のように「どのように見てもらいたいか」や「どんなところを感じてもらいたいのか」まで作品に対してこだわりをもって表現できるようになってくれたらいいなと感じました。

青木さん③

青木さん④

ブランドを発信する ―
青木先生は『AKIKOAOKI』を立ち上げてから、このブランドを多くの人に知ってもらうために行ってきたことについてもお話してくださいました。最初のコレクション発表の際はイメージフォトやカタログを作成し、展示会などでその写真を一緒に展示することでコンセプトイメージを明確に示したそうです。またTOKYO NEW AGEで何人かのデザイナーさんと一緒にファッションショーや展示を行ったり、Fashion Port New Eastという若手ブランドのグループを立ち上げ、共同でイベント開催なども行って来られました。このFashion Port New Eastは毎回必ず1つ海外のブランドを招いて一緒にショーを行い、世界で活躍する著名な方々からそれぞれのブランドに講評をいただいているそうです。その他にも渋谷ファッションウィークを始めとする様々なイベントに積極的に参加することで、自らブランドを発信し続けているようでした。

青木さん⑤青木さん⑥

後日、別の授業の中で服飾DMコースの学生と今年のファッションショーの準備について相談している中で、「青木先生の授業を聞いて私たちのショーでもこんなことを取り入れてやってみたい」と色々話してくれました。学生にとって、よい刺激になったようで『人に伝える』ことを考える上でヒントを得たようでした。

今回、実際にデザイナーとして活躍される青木先生からこのような貴重なお話を伺うことができ、学生だけでなく教職員も大変勉強になりました。青木先生の今後のご活躍に期待しつつ、私たちも授業やファッションショーの場で表現し、発信する方法を模索していきたいと思います。

(助手 相島雪乃)

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