ファッションショー通信⑩ 【pride】編

前回に引き続き、ファッションショーを構成する一つ一つのシーンの衣装制作の様子をクローズアップして皆さんにご紹介していきます。
取材をしてくれたのはファッションショーDPプレス取材チームの学生です。

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こんにちは!
今回は3年生の【pride】のシーンを取材しました。

シーンのコンセプトについて教えてください。

『pride』というテーマには「時代を超えてプライドの裏側にあるコンプレックスを抱えて生きる人達へ」という思いを込めています。「弱さを隠し、理想の中の強い自分を見せて生きる。劣等感から生まれた弱さとプライドで隠す強さ。そんな心情が複雑に絡み合う面倒な自分。」を表現したいと思っています。
元々このコンセプトの原案は中世時代の貴族の女性のイメージからきています。「中世の女性はプライドが高く、堂々としているイメージがあるけれど、実際には内面的にか弱い部分もあったのではないか」と考えました。プライドを持つことは中世時代の貴族の女性だけに限らず、現代の私たちにも当てはまるコンプレックスの裏返しだと思います。

確かに、弱さを隠してつい強がってしまうということは私たちにも当てはまるところがあるのではないでしょうか。

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prideシーンの皆さん

 

 

 

 

 

 

工夫したポイントやデザインのこだわりを教えてください。

このシーンの衣装は「ボンディング」を使った衣装になっています。「ボンディング」というのは、性質の違う二種類以上の素材を貼り合わせた素材のことです。このボンディングを取り入れることで、表面的なプライドと劣等感から生まれた弱さを表現しています。また、ワイヤーを衣装の上から覆うことで、理想の中の強い自分を表現しています。

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ボンディング素材を使った衣装

 

 

 

 

 

 

 

 

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衣装の一部のワイヤー

 

注目してほしいポイントなどがあれば聞かせてください。

私たちのシーンは衣装が男女混合になっています。男女混合ながらも、中世風のデザインになっていることと、衣装のデザインだけでなく素材にもぜひ注目してショーを楽しんでいただきたいです。

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色々な布を組み合わせた衣装

 

…ということでした!

お忙しい中、お話を聞かせていただきありがとうございました!

ボンディングという言葉も初めて聞いたのでなかなか新鮮でした。人間の見栄を張っている部分と、押し隠している弱さという二面性を白や黒などの色と共に、素材選びからこだわって表現しているシーンでした。本番がとても楽しみです!

(ファッションショーDPプレス取材チーム 担当:曾雌・中沢)

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ポスター試し2

 

 

 

 

 

 

 

 

(助手 相島)

 

 

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