2018海外デザイン演習(建築)-2/3

旅行4日目は、スイスはローザンヌから鉄道にてイタリアはミラノへの移動日です。ミラノでの主な視察先はオスカーニーマイヤ―によるモンダドーリ出版社、カルロ・アイモニーノとアルド・ロッシによるガララテーゼの集合住宅、ジュゼッペ・テラーニによるルスティチ集合住宅などです。

残念ながら写真での紹介はできませんが、モンダドーリ出版社は池の中に建つ白く彫塑的な鉄筋コンクリートの躯体とその内部にそっと挿入された黒い鉄骨造による執務スペースの対比が、実に美しい風景を構成しており、参加者一同大変感動しました。今回は特別に出版社スタッフの方の解説もあり、今なお大切に使用されている建物の様子を垣間見ることができ、非常に幸運な来訪となりました。

ガララテーゼの集合住宅では、現地建築家による作品紹介もあり、一時子弟のような関係でもあったという両者の対照的な建築の構成が非常に印象的でした。

有名な壁柱によるピロティ空間

有名な壁柱によるピロティ空間

壁柱が周辺環境を縁取ります

壁柱が周辺環境を縁取ります

奥にアイモニーノの集合住宅を見る

奥にアイモニーノの集合住宅を見る

04min

広場から見ると両者の違いが一目瞭然

広場から見ると両者の違いが一目瞭然

06min
アイモニーノの集合住宅はとてもカラフルで、以前行ったメキシコの街並みのようでした。

ルスティチ集合住宅は、大通りに面したファサードを特徴づける廊下やバルコニーの薄い床が大変印象的で、今見てもなお新しさを感じる建物でした。

大通り側のファサード

大通り側のファサード

強い日差しの中旅行の疲れも出てきたミラノでの研修は、私にとってはたいへん過酷なものでしたが、学生にとってはどうだったのでしょうか。

次回は研修旅行後半の模様をお伝えします。
准教授 森部康司

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