10月25日(水)に服飾デザインマネジメントコースの2・3・4年生を対象にした
アーティスト舘鼻則孝氏による講演が行われました。
舘鼻氏は幼い頃から手作りのものに囲まれている環境下にあり、欲しいものは自らの手で
作り出さなければならなかったそうです。
いつからか、「自分で生み出したもので人を喜ばせたい」と考えるようになり、
現在の舘鼻氏のものづくりの概念に通じています。
「IDENTITY=JAPANESE」
現在は世界に日本文化を発信するアーティスト活動され、日本の伝統文化や美意識を取り入れた
「collaboration」を通して、日本文化を新しく生み出していらっしゃいます。
レディー・ガガの愛用するヒールレスシューズを制作したことでも有名な舘鼻氏。
講演の終わりにヒールレスシューズを学生たちに履かせていただきました。一見不安定そうに見えますが、
実際に履いてみると安定感がありとても驚きました。
舘鼻氏にとってヒールレスシューズは卒業制作であり、社会に出るスタート地点であると同時に、
学生として制作できる最後のチャンスと考えたそうです。
学生たちも卒業制作という最後のチャンスを通して、自分が作り手としてどのようなものづくりを
していきたいのかを深く考えてほしいと思います。
(助手 前田)