デザイン計画特講

デザイン計画特講Bでは1月23日に、建築家、建築史家として著名な藤森照信氏に講演いただきました。

藤森氏は、古今東西の建築のなかから、ポルトガルの石の家、アフリカはマリの泥のモスク、島根の投げ入れ堂を取り上げて、「自然と建築が一体となった建物」を設計することが理想だとのお話のあと、ここ20年に設計した自作を紹介されました。コンクリート造はそのままでは周辺環境(自然)を壊してしまうので、壁を木材や土壁ときには銅板で覆ったり、昔の技術を復元して、手割りの板や焼き杉を使用したりと、通常ではやらないことを敢えて行っているとのこと。日本とフランスの一部にしかないという芝棟(家屋の棟に草花を植えること)に着目してそれを復活させるなど、自然と建物との一体化の様々な手法を見せてくれました。また、講演の最後の方では、ツリーハウス、宙づりの茶室、野菜をモデルにした未来都市のイメージを展開され、楽しく示唆に富んだ話であっという間に時間が過ぎてしまいました。講演後に聴講した学生から多くの質問や感想が寄せられ、中には記念写真を撮る人まで。これも藤森氏の講演のなせる技といえます。

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