創造的休暇を過ごすために vol.7

プロダクトコースのナカダです。
今回は、小学生の頃より読み続けている本を2冊紹介します。

 

 

「サハラに死す―上温湯隆一の一生」(1975 / 時事通信社/ヤマケイ文庫)

 

 

1冊目は、上温湯隆一という日本の青年が人類史上初のラクダで
7000kmのサハラ砂漠単独横断旅行に挑戦するストーリー。
人生の意味が見出せなくて、何かを求めて旅に出た22才の青年。
彼の死後に日記や母親との手紙などがまとめられたモノです。

 

「人間は自分の人生に、人とは違う奇跡が起きることを期待している」

 

10才の時に小学校の先生に薦められて読んですごく悲しい気持ちに
なったのをおぼえています。応援しながら読み進めたのですが…
とてもあっけない結末に、現実の厳しさを感じたのです。

 

ワタシのココロを一番攻めてきた本です…オススメ

 

「冒険手帳」 (谷口尚規・著/石川球太・画/光文社・知恵の森文庫)
「新冒険手帳」(かざまりんぺい・著/佐原輝夫・画/主婦と生活者)

 

 

2冊目は、8才のころよりバイブルにしている「冒険手帳」と「新冒険手帳」
幼少より旅が好きだった私を心配した兄が与えてくれた本です。

 

水の集め方、火の起こし方、暖の取り方、雨の防ぎ方等はもちろん、
クモは足をちぎって食べればチョコレートの味がするとか、
カブトムシの幼虫は焚火で焼いて食べると香ばしくて絶品…だとかまで

バックパックに本とシュラフとテントを入れてソロキャンプをしていました
私の旅は、「帰ってくる場所があるから楽しめる」ものです。

 

安全に帰るために「知識と技術、そして判断力」が大切だと本が教えてくれました。

 

そして偶然にも「新冒険手帳」の挿絵は、本学でも指導して下さっている
佐原輝夫さんによるものなのです。
「そっくりすぎる!」…と一部で話題爆発のスタッフの似顔絵も佐原先生によるもの。

デザインも旅と同様で「知識と技術、正しい判断」が必要です。

これからの時代を生き抜くためにも、まずはたくさんの知識をインプットして
少しずつ自分の手でアウトプットを繰り返して判断力を身に着けてださいね。

 

乾いたスポンジほど、よく水を吸収します。
ワタシも、いつも好奇心や知識欲・探求心を乾かしていたいと思っています。

ナカダシロウ

 

illustration:佐原輝夫(環境デザイン学科非常勤講師)

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