2012年 海外デザイン演習 服飾(5)

9月18日(火)は1日リヨンの視察です。リヨンは絹織物の街として栄えた街です。染色工房アトリエ・ド・ソワリーではシルクスクリーン捺染と染色の様子を見学しました。シルクスクリーンによるスカーフは色数分の型を使用しますがその様子がわかるように展示されていました。シフォンベルベットの色づけは手作業によるものでした。また、織物工房メゾン・ド・カニュでは、ジャガード織り機や空引き機も設置されており貴重な織機を見ることができました。現代は、PCによる自動織機が主流ですが、手作業で1日に30cmしか進まないというジャガード織り機で織られた美しい布はベルサイユ宮殿の椅子用の生地として使用されているそうです。リヨン織物歴史博物館では、ヨーロッパの織物源流と言われているエジプトで4世紀頃に織られていたコプト織から、タペストリー、織りによる肖像画の展示など様々な織物を見ることができました。

その後、ノートルダム・フルヴィエール教会、古き良きリヨンの雰囲気が感じられる迷路のような路地・トラブールを視察しました。トラブールは他の街にもありますが、リヨンはとくに多く、この迷路のような通路が絹の取引などに役立ったとのこと。視察後は自由研修で、リヨンの街を散策した学生もいました。

アトリエドソワリーにて

メゾンドカニュにて

(担当 下村)

 

RECOMMEND

TOP