未来をデザインする
「デザインとは何ですか?」よく受験生の皆さんから尋ねられます。辞書を引けば「目的をもって具体的に立案・設計すること」(大辞泉)といった堅い文章が出てきます。さらに実際にモノを形作ることだけでなく、ライフデザインやキャリアデザインなど形に現れないものを対象とする言葉の使い方も増えてきました。デザインがカバーする領域が広がってきているのです。
昭和女子大学環境デザイン学科には4つのコースがあります。コース毎に扱う分野は異なりますが共通して目指すのは「未来をデザインする」ことです。古来より人類はよりよい生活や環境を求めて多くのモノやコトをデザインしてきました。その結果が現在の私たちの豊かな社会につながっています。私たちはこれを踏まえてさらにこの先の未来をデザインしなくてはなりません。それは今だけでなく次の時代を考えることです。そのためにはより多くの知識や技術を身につけ、提案して行かなくてはならないのです。
近年大規模な災害や地球規模の環境の変化など社会は目まぐるしく変化しています。デザインに求められるものは多様化しています。環境デザイン学科では未来を考える糸口として「複眼的視野」をもつことが必要だと考えています。カリキュラムに用意しているコア科目ではデザインを多角的に学び視野を広げることができます。「複眼的視野をもつスペシャリストの育成」これが本学科の強みであり目標です。
環境デザイン学科は目指す未来に向けて踏み出す皆さんの一歩を応援します。