Tesera

研究の題材として日常的に見るタイルに着目。タイル張りに使われる「平面充填」の技法は、よく見るパターンでも計算された図形の集まりであり、その精密さに興味を持った。この技法を立体的に再構築し、平面のタイルがプロダクトとして私たちと同じ目線で生活に馴染むものにできないかと考え、インテリア雑貨シリーズを制作した。ジェスモナイトの液体から個体へと徐々に変化する特性により、自由な成形と、人の手が加わることで生まれる唯一無二の魅力を提案する。