「ChatGPT時代におけるデザイナーの役割～エンジニアリングデザインの観点から～」

本年度「デザイン計画特講」の最初のゲストは　東京工業大学環境・社会理工学院融合理工学系准教授の大橋匠先生でした。

2～4年の履修希望者が300名を超え、グリーンホールでご講義いただくことになりました。ご講義のタイトルは「ChatGPT時代におけるデザイナーの役割～エンジニアリングデザインの観点から～」で、時代の最先端の生成系AIを取り上げてくださいました。　「デザイン」の意味するところ、なぜ必要なのかといったところからデザイナーがやることなどお話くださり、生成系AIと比べて「人間にしかできないこと」を学生たちに問題適してくださいました。

後半は実践的な内容で、現在大橋先生が取り組んでいらっしゃる「アニマルウェルフェア（AW）に配慮した持続可能な畜産方式の普及に向けて」をご紹介いただきました。最後に東工大EDP（エンジニアリングデザインプロジェクト）での、デザイン思考を活用した「こと‣ものづくり」の実践例（議論から実装まで）をお話いただきました。（昭和女子大学環境デザイン学科の3年生3名もこのEDPに参加しています。）
講義のあと学生からの質問に丁寧にお答えくださり感謝しております。
(教授　中山榮子）