衣裳デザインを担当しました

2023,12.23 ファッション教員紹介

ファッションデザインマネジメントコースの國時 誠です。

調布市せんがわ劇場にて12月8日(金)から12月17日(日)までの期間に12回の公演を行った、親と子のクリスマス・メルヘン2023 『オズのまほうつかい』の衣裳デザインを担当しました。

親と子のクリスマス・メルヘンは、調布市文化・コミュニティ振興財団の主催で2008年にせんがわ劇場が開館して以来、毎年演劇やダンスのジャンルから新進気鋭の演出家を選出し、12月に公演を実施しています。2023年度はパフォーマンスグループ「HOLIDAYS」を主宰する深堀絵梨氏が選出され「オズのまほうつかい」の公演を行いました。

調布市文化・コミュニティ振興財団

親と子のクリスマス・メルヘンは調布市の地域に根付き、毎年多くの方が楽しみにしている企画ということもあり、チケットは発売早々に全公演が完売しました。出演者はダンサーと役者の混成チームで、踊りとセリフ、そして歌をミックスしてジャンルレスにお芝居は進行します。公演の冒頭にお子さんでも踊れる簡単な振り付けのダンスレッスンがあり、劇中で何度か登場する参加型のダンスシーンでは、客席の皆さんが体を揺らしダンスを楽しむことができるインタラクティブな舞台となりました。

担当した衣裳デザインですが、出演者のほとんどが何役も演じるため(多い役者は1人5役)、黄色に染めた基本の衣裳を身につけた演者は凝った作りの被り物からチープな装飾品まで色々なアイテムを役柄に合わせ装着します。「何かを身につけることで変身しその役になる」をコンセプトととしてデザイン設計しました。

親と子のクリスマス・メルヘンはとても良い企画ですので、ご興味ある方は来年以降の公演をぜひチェックしてみてください。

©️大洞博靖

 

 

開催日/ 2023年12月8日(金) 〜 2023年12月17日(日)
会場/ 調布市せんがわ劇場 ホール

原作/ ライマン・フランク・ボーム
演出・振付/ 深堀絵梨

出演/ 松尾望 松森謙治(BRISKcorporation所属) 小見美幸 甲斐美奈寿 小山柚香 田花遥 鶴家一仁 安岡あこ 吉村摩耶

脚本・作詞/ 角ひろみ
空間デザイン/ 平野雄介 音楽・音響/ 竹本仁 照明/ 宮崎絵美子 舞台監督/ 廣瀬正仁 振付アシスタント/ 松尾望
衣裳/ 國時誠 國時里織 宣伝美術/ 辻統太 記録写真/ 大洞博靖 記録映像/ 近藤真左典 制作助手/ 山根博
制作/ HOLIDAYS

[主催]公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団

[助成]文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等活性化・ネットワーク強化事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会

〒154-8533 東京都世田谷区太子堂1-7-57

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