プロダクトデザインコースの三星です。
先日台湾へ出張へ行ってましたので、その報告をさせていただきます。
私は台湾が大好きで、公私でよく訪台しているのですが、
そんなことを色々なところで話していると、
では仕事をしてみませんか?とお声がけいただくことがあります。
台湾の産業とデザイナーをつなぐ台湾デザイン研究院(TDRI)も訪問
これまである島のPRのデザインをしたり、港のロゴを作ったり、
デザインの展覧会に出展したりしていますが、
そんなつながりの一つで台北に新しくギャラリーを作るという話があり、
昨年からそのコンセプトなども含めて相談していました。
台湾の超大規模卒制展YODEX。4日間で観覧者は8万人!
新しい場所は「溫室(おんしつ)」と名付けられました。
色々な文化が育つ場所になってほしいという意味が込められているのと、
台湾の漢字では「溫」の字のなかに「人」の文字がはいっていて、
日本と台湾の人が交わっていくというイメージが重ねられています。
ギャラリーの一部には大きな黒板になっていて、
そこでは日々、授業のようなこともするし、
ワークショップでみんなの意見を書き込んだりしています。
ちなみにこの場所の運営会社の主担当は、本学科の卒業生(堀晴菜さん 2021年度卒)です。
彼女の奮闘もあって、まだオープンから半年も経っていませんが、
多くの人の訪れるスポットに育っているようです。
そんな場所で、5月に私の研究室の展示をすることになりました。
今回の訪台はその展覧会のための視察と台湾の大学や教育機関との交流、
そして自分の研究室の紹介という目的で講演会を行ってきました。
台湾の人々の特徴はデザインに対しての意識がかなり高く、
そして日本のデザインに大きな尊敬の念をいただいているということです。
講演会の終了後も、多くの質問をいただき、展覧会の開催も楽しみにしてくれました。
また、この場で展覧会に関してはご報告をしていこうと思います。
Photo by Masato Sata
プロダクトデザインコース特命講師 三星安澄
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