INSTeM Convention 2024 Spring 「大人のためのリテラシー:これからの知恵と技法を考える」に出展しました

2024,03.16 研究室プロデュース卒業研究イベント

一般財団法人INSTeMが主催のイベント「INSTeM Convention 2024 Spring 「大人のためのリテラシー:これからの知恵と技法を考える」」に、鳥海研究室から5名が参加し、各々の卒業制作をブース展示させていただきました。

従来の教育制度に収まりきらない学びや協働活動を指して「リテラシー」という言葉が使われつつある近年において、そうした幅広い領域をゆるく包み込み、知恵や技法を共有し、可能性や課題を考えることをねらいに開催されたイベントです。

各団体2枚のボードを用いて活動の紹介をするかたちでブース展示は行われ、そのほかワークショップやトークショーも実施されました。

計23の参加団体の活動を「科学とデジタル技術」「ビジネスとライフスタイル」「市民社会とデザイン」の3つのフィールドに分け、展示はおこなわれました。そのなかで、鳥海研究室は「市民社会とデザイン」の領域として参加しました。

下の写真のように2枚のボードの裏表を使用して展示をしました。それぞれ、制作物とA3のプレゼンテーションシート5枚を配置するとともに、「企画のあらまし」「発想のきっかけ」「アピールポイント」を記載しました。

出展した卒業制作は以下の5つです。

・ くじ引きで家庭内の家事を分担するきっかけをつくる「かじ引き」

・ 学内コミュニケーションをデザインする「キャンパスミュージアム化計画」

・ ストーリーテリングを用いた映像広告を制作した「はま寿司-日常のご褒美-」

・ まちを歩き、「耳をひらく」体験を行う音集めのワークショップを開催した「Senton」

・ 授業キットを用いて、情報整理において図解を活用することを身近にする「図解化日本史」

ブース前で興味を持ってくださった方々に直接企画説明をし、ご意見をいただくことができました。

鳥海研究室での活動をはじめ、環境デザイン学科のこと、デザインプロデュースコースの学びを多くの方に知っていただける機会になりました。

以下、出展者うち3人の感想です。

学外の方に直接フィードバックをいただく機会がなかなかなかったので、とても貴重な経験になりました!私のことや昭和女子大学のことを一切知らない方に対して自分の卒業制作を説明するには、学内向けのプレゼンでは足りない部分が多く、相手に合わせて情報を組み合わせる必要があることを実感したイベントでした。(千葉 麻衣子)

大学生から親と同じ世代の方々まで、幅広い交流を行い、勉強になることが多くありました。作品に対して不足していることや改善すべきことを教えていただき、改めて自分の作品と向き合い、考え直す機会となりました。(小林 千紘)

卒業制作という性質上、一つの企画として提出に向けて収束していたものでしたが様々な分野の方々からご意見をいただき、自身の興味や制作がまだまだ広がる可能性を持っているものだと気づけたことが自分の自信になりました。また、私たちのほかにも複数大学生の参加があり、大学も専攻も違う同年代の考えを聞ける機会は少なかったので良い刺激をもらいました。(山本 蒼空)

【無事終了しました!】 INSTeM Convention 2024 Spring 「大人のためのリテラシー:これからの知恵と技法を考える」(2024年3月9日-10日開催 @東大本郷 福武ホール) – Inter-field Network for Science, Technology and Media Studies

山本蒼空(デザインプロデュースコース4年)

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