卒業研究  2022年度  プロダクトデザインコース

KOCO

卵殻を利用したプロダクトブランド

染谷 世奈

KOCO
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KOCOは、「卵殻粉末」を15%石膏やコンクリートに配合することで生まれるプロダクトである。配合することで、卵殻が持つ消臭効果や防水・防カビの効果を期待することができる。資源の有効活用を提案することで、廃棄される卵殻を少なくし卵殻廃棄における問題を解決することに繋がる。
卵の殻を扱ったきっかけは、アルバイト先の飲食店で年間約62,400個の卵を使用していたことだった。卵は捨てるところのない完全素材と言われている。
しかし、膨大なコストや悪臭といった問題から約80%の卵殻は処分されてしまっている現状にあった。捨てるところがないのにも関わらず、大半が捨てられてしまっている現状を変えるために「飲食店」と「卵殻」という2つの視点から本研究に取り組んだ。卵殻を素材として扱うことが当たり前となれば、循環型社会実現に向けた第一歩となると考える。

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