エンジニアリングデザインプロジェクト最終発表祭

2026,02.17 コース連携DP総合演習

1月31日(土)、東京科学大学にてエンジニアリングデザインプロジェクトの最終発表祭(EDP Gala)が開催されました。このプロジェクトではデザイン思考のプロセスをベースに、企業から与えられた課題に対する解決案を考え、チームごとに約半年間かけてアイデアをプロトタイプとして実装していきます。

学生チームは、全部で10チーム。東京科学大学を中心に、武蔵野美術大学や多摩美術大学の学生も加わった多分野混合チームで進められます。昭和女子大学環境デザイン学科からも3年生が毎年参加しており、今年度は建築・インテリアデザインコースから1名、デザインプロデュースコースから3名が加わり、いつもとは異なる環境のなかで奮闘してきました。

最終発表祭がおこなわれた東京科学大学大岡山キャンパスの講堂です。

毎年TAとしても環境デザイン学科の学生が活躍しています。プレゼンテーションの司会を、昨年度このプロジェクトに参加し、今年度はTAの建築・インテリアデザインコース4年の茂木陽香さんが務めていました(ちょっと奥ですが…)。

各チームのプレゼンテーションのあとには、プロダクトのデモンストレーションが別会場でおこなわれました。来場者にプロダクトやサービスの説明をしたり、デモ展示を見せたり、移動するのが大変なくらい会場はとても賑わっていました。以下、各チームの様子です。

池田彩華さん(デザインプロデュースコース)は、「都市部で農業を楽しみ続けるプロダクトをデザインせよ」(株式会社丸山製作所)という課題に取り組みました。自宅のベランダで痩せてしまった土を蘇らせる「Re: Soil Pod」を提案しました。

下村絵舞さん(デザインプロデュースコース)が取り組んだ課題は、「少ない人員でも音楽ライブイベントの良質な運営を可能にするためのプロダクトをデザインせよ」(株式会社SI&C)でした。アルバイトが多く働くライブイベント会場にて、仕事の指示がわからないことを光で知らせるヘルメット「Helmo」を提案しました。

伊藤あす花さん(デザインプロデュースコース)は、「アドバンスドエッセンシャルワーカーを支えるBtoB企業の知られざるスゴさを若者に伝える体験をデザインせよ」(コマツ)というお題に取り組みました。日常のふとした機会に建設機械の大きさを実感できる「インフラっと」を提案しました。

藤元愛さん(建築・インテリアデザインコース)が取り組んだお題は、「飲食業におけるさらなる省力化・省人化を進めるプロダクトをデザインせよ」(ダッソー・システムズ株式会社)でした。大手チェーンカフェでの利用を想定し、補充作業を短縮できる牛乳パックストッカー「Stock Ride」を提案しました。

どのチームも何度も何度もリサーチを重ねるなかから問題点を見つけ、絞り込み、それをさらに新たな提案へ結びつけるプロセスでの失敗や葛藤について語っている姿が印象的でした。プレゼンテーションはプロダクトの紹介とプロセスのふり返りの二部構成になっており、完成品を魅力的にみせることと、その裏側にあった苦労のプロセスを同時に知ることができます。今年度も濃厚な学びのプロジェクトとなりました!

各チームの提案内容の詳細は、ぜひこちらからご覧ください。

鳥海希世子(デザインプロデュースコース教員)

〒154-8533 東京都世田谷区太子堂1-7-57

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