ファッションデザインマネジメントコースが、毎年11月の秋桜祭で発表するファッションショー。第20回公演にあたる今年度のテーマは、「唯芽 -YUIGA-」。私たちプレス取材班が、準備期間から当日までの様子を発信していきます。今回は11月12日に行われたファッションショー2日目前半の様子をご紹介します。
10時からのリハーサル、12時からの部と14時30分からの部の2部構成でファッションショーを行いました。1回目のファッションショーの前のリハーサルでは、昨日の改善点を踏まえ1日目よりも和やかな印象が窺えました。朝の6時台から集合し、それぞれ朝早くから準備を行っていました。
リハーサル時(午前10時半ごろ)にファッションショー執行部の副リーダー、谷嵜さんにインタビューを行いました。
Q. 前回の反省を活かして、今回のショーの見どころは?
「空間デザインやオブジェにこだわっています。ファッションショーは、一般的にショーのコンセプトに関連する空間づくりが要求されます。今回の会場は体育館で、準備期間も限られていたため、大掛かりなステージの設営などは難しいところがあります。そこで、ランウェイの左右にオブジェを設置することで、ショーの前の空き時間を退屈させない工夫をしました。このオブジェが何を表しているのか注目して見てほしいです」
ファッションショーに関わる方々にリハーサル後、お話を伺いました。
Q. 今日の意気込みを教えてください。
「自分たちで作り上げたシーンが一番可愛いと胸を張って言えるくらい、モデルの方々が自信を持って歩いてくれていることにとても感謝しています。衣装も夏休みから頑張って制作したので、あとはモデルの方々に可愛く元気に歩いてもらい、制作した衣装の魅力を伝えたいです」(デザイナー)
「最後の最後まで、メイクや衣装の改善を行い最高の状態で本番を迎えることができるように頑張っています」(デザイナー)
「今日は最終公演なのでデザイナーやモデルも含めみんな緊張していると思うのですが、ショー本番の真剣な表情だけではなく、舞台裏の笑顔やリラックスした表情なども撮りたいと思います」(カメラマン)
「2日目ということで集大成として、観客の心を掴めるように繊細に表現していきたいです。協力してくれているメイクさんや衣装を制作したデザイナーの方々に感謝しながら本番も頑張ります」(モデル)
「ウォーキング練習などで学んだことや、シーンごとのテイストを守りながら綺麗に歩くことを目標にしています」(モデル)
Q. 今回のショーで注目して欲しいポイントはありますか。
「ウェディングをコンセプトにしているシーンを担当していて、サブコンセプトとしてジェンダーの問題を取り上げています。男性でも女性のウェディングドレスが着たい、女性でもかっこいいタキシードが着たいと思う人たちの願いを叶えられるようなウェディングドレスやタキシードを発信していきたいという思いで制作しました。そのため、そのような制作背景も頭に入れながらショーを見ていただきたいです」(デザイナー)
リハーサル中は、1日目を経てさらにショーをより良いものにしようと緊張感が漂う中で学生たちが真剣な表情でショーを見ていました。また、リハーサル終了後もすぐにメイクや衣装の最終調整を行い、デザイナーとモデルたちがコミュニケーションを取りながら、衣装をより良くみせようと最後までファッションショーと向き合う姿がとても印象的でした。舞台裏や控え室では、真剣な表情でランウェイを歩いていたモデルたちも笑顔で談笑する様子やメイクさんやデザイナーたちと楽しそうに話し合う姿も見られ、ショーに関わる全ての方々のチームワークや雰囲気の良さを垣間見ることもできました。
(取材:佐伯、片山 DP総合演習_FashionのPR戦略)
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Fashion Show_2023
唯芽 -YUIGA-
[Date]
2023.11.11(sat)-12(sun)
① 12:00-13:00 *OPEN 11:30
② 14:30-15:30 *OPEN 14:00
[Venue]
Showa Women’s University
[More Information]
@swu__fashionshow
produced by
Fashion Design Management Course
Dept. of Environmental Science and Design
Showa Women’s University
〒154-8533 東京都世田谷区太子堂1-7-57
© Showa Women's University