2022年度に入学するみなさまへ ‐各コースより -

2022,02.01 建築/インテリアプロダクトファッションプロデュース受験生のかたへ

新年度に向けて、各コースより「入学までの過ごし方」のアドバイスです。
希望するコースだけでなく、他のコースではどんな視点を持って臨むのか是非見てみてください。
多角的な視野は自分の世界を広げてくれます。

■建築・インテリアデザインコース

建築・インテリア系の雑誌や図書(新建築、住宅特集、JA、a+u、GAなど)、webサイトなどを利用し、最新の建築事例を数多く見ておいてください。特に可能であれば、実際に建物を見学に行くように心がけてください。(注:個人住宅は見学できません。)また建築・インテリア、デザイン系の各種イベントや展示にも足を運びましょう。

■プロダクトデザインコース

生活の身近にあるデザイン製品を観察してスケッチしてみましょう。
美術館やギャラリー等でなくても日常の中に様々なデザインのヒントが隠れています。
現在の外出が難しい状況下でも生活の中に学べるコトは、無限にあります。

2月4日(金)~6日(日)にプロダクトデザインコースの卒業制作学外展が六本木にあるAXIS GALLERYにて開催されます。
将来何をデザインしたいのかをイメージしながら訪れてみて下さい。

《プロダクトデザインコース 卒業制作展2021》

2月4日(金)-6日(日) 11:00~19:00
AXIS ギャラリー / 入場無料 / https://www.axisinc.co.jp/

東京都港区六本木5-17-1 AXISビル 4F

→感染拡大防止の観点より、オンライン開催となりました。
詳細は別途「What’s New」へ掲載いたしますので、そちらをご参照ください。

■ファッションデザインマネジメントコース

1)  1月から3月にかけて、パリコレクション(正式名称は、Paris Fashion Week)が開催されます。下記のURLにアクセスし、最先端のファッションに触れてみてください。「ファッションは時代を映す鏡」と言われますが、”いま”という時代の空気を捉えることが大切です。

① メンズコレクション 2022-23年秋冬シーズン
日程:2022年1月18日~1月23日
https://parisfashionweek.fhcm.paris/en/

 

② オートクチュールコレクション 2022年春夏シーズン
日程:2022年1月24日~1月27日
https://hautecouture.fhcm.paris/en/

 

③ ウィメンズコレクション 2022-23年秋冬シーズン
日程:2022年2月28日~3月8日
https://parisfashionweek.fhcm.paris/en/

鑑賞ポイント:
・どのような色が多く使われているか注目しましょう。
・オートクチュールのドレスは、一点一点手仕事で制作されます。手仕事ならではの魅力に触れてください。
・日本のブランドは何ブランド参加しているでしょうか。調べてみましょう。
・メイクやヘアスタイルにも注目しましょう。

2)  映画からファッションについて学びましょう。下記に紹介する映画は、いずれも皆さんと同年齢ぐらいの主人公が登場する作品です。彼女たちは服装や容姿を通じて、自分らしさを探し、周囲とコミュニケーションを図ろうと努めます。登場人物のファッションに注目して、鑑賞してみてください。

① 『さよなら、退屈なレオニー』セバスチャン・ピロット監督、2018年(カナダ)

② 『プリティ・イン・ピンク』ハワード・ドゥイッチ監督、1986年(アメリカ)

③ 『ミーン・ガールズ』マーク・ウォータズ監督、2004年(アメリカ)

④ 『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』スチュアート・マードック監督、2014年(イギリス)

⑤ 『Girl/ガール』ルーカス・ドン監督、2018年(ベルギー)

 

■デザインプロデュースコース

社会で起きている物事に関心と興味を持ち、様々な分野の雑誌、書籍を読んでください。そして、まちに出て様々なイベントや建築、空間、ファッション、製品、サービスを観察してみてください。誰をターゲットとし、何を目的にデザインされたものなのか考えてみてください。世の中に広がるデザインの可能性を知ることが、きっとこれから始まる大学生活や未来へのヒントになるはずです。

■学科推薦図書

『建築について話してみよう』 西沢立衛著 王国者 2007年

『14歳からのケンチク学』 五十嵐太郎著 彰国社 2015年

『建築・都市ブックガイド21世紀』 五十嵐太郎著 彰国社 2010年

『人類と建築の歴史』 藤森照信著 筑摩書房 2005年

『センスは知識からはじまる』 水野学著 朝日新聞 2014年

『2000万個売れる雑貨のつくり方』 日経デザイン編 日経BP社 2012年

『MUJI式 世界で愛されるマーケティング』 増田明子著 日経BP社 2016年

『三宅一生 未来のデザインを語る』  三宅一生著 岩波書店 2013年

『ちぐはぐな身体 ファッションって何?』 鷲田清一著 ちくま学芸文庫 2012年

『ミナを着て旅に出よう』 皆川明著 文春文庫 2014年

『クローゼット』 千早茜著 新潮文庫 2020年

『大量廃棄社会 アパレルとコンビニの不都合な真実』 仲村和代・藤田さつき著 光文社新書 2019年

『日本のデザイン⁻美意識がつくる未来』 原研哉 岩波新書 2011年

『デザイン思考が世界を変える』 ティム・ブラウン著  千葉 敏生訳 ハヤカワ・ノンフィクション文庫 2014年

〒154-8533 東京都世田谷区太子堂1-7-57

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