オープンキャンパスの体験授業 2024.06.23

2024,07.06 イベント

6月23日(日)、昭和女子大学ではオープンキャンパスが開催されました。環境デザイン学科では、学科説明会(学生によるコース紹介を含む)、体験授業、コースブース(4つのコースの作品展示)、学科ブース(在学生とのお話コーナー)を実施しました。そのなかから、今回は体験授業についてご紹介します。

体験授業は、午前中から午後にかけて全4回コース毎に実施されます。1日で4コース全ての授業を受けることができ、保護者の方も一緒にご参加頂けます。時間は、1授業につき30分です。外からではわからない環境デザイン学科の魅力を知ることが出来、4コースの特徴について理解を深める非常に良い機会です。以下は、6月23日の体験授業のラインナップです。

<10:20~10:50 ファッションデザインマネジメントコース>
専任講師 菊田琢也『パリコレ報告_2024』

日本でおなじみの「パリコレ」の正式名称は、 “Paris Fashion Week®”と言わないと、海外の人には伝わりません。ファッションは時代を映す鏡と言われます。環境問題、ウェルビーイング、ジェンダー、人種、戦争…今日の社会問題に対し、ファッションは何ができるのか。 昨年度実施したパリコレ取材について報告します。

<11:00~11:30 デザインプロデュースコース>
准教授 藤澤忠盛『デザイン・デザイン』

数多くのスライド・映像を使い現代デザインをユニークに紹介します。国旗の色の意味は何?日清のラ王はなぜ八角形なのか?ストローはなぜ必要か?オリンピックはなぜ五輪なのか?などデザインの謎と真相に迫ります。

<11:40~12:10 建築・インテリアデザインコース>
教授 田村圭介『1/1ワークショップの取り組みについて』

10年以上前に学生有志で始まり、ここのところDP演習として行われている1/1ワークショップの取り組みについての授業を行います。大学で建築をつくるということ、実際にモノを作ることの大切さがわかります。実寸大の構造物をグループで製作することを通して、一連の建設行為を学ぶことができます。

<13:20~13:50 プロダクトデザインコース>
准教授 橘倫央『学校椅子に観る技術と設計とデザイン』

国民椅子といっても過言ではない学校椅子を解体し、デザインの視点で素材、部品、形状、加工、設計をとらえ直していきます。日常生活に溶け込んでいるありふれた製品を通じ良いデザインについて考察します。製品デザインの「まわり」を理解し体験することを学びます。
本授業の内容は「学校椅子解体考」昭和女子大学出版会(2024)から復習することができます。

雨が降るお足元の悪い中、環境デザイン学科には約250名の高校生と保護者のみなさまに足を運んでいただき心より感謝いたします。みなさま熱心に体験授業を受けていただき、担当教員も一生懸命準備した甲斐があったと思います。とくに大きなプロダクト(椅子)には授業後そばに見に来る高校生と保護者の方が多くいらっしゃいました。私は、プッシュリベットの奥深さを知ることが出来て、プロダクトデザインコースの魅力を再発見しました。

次回の4コースの体験授業は、『紙のデザイン』『プリキュアとファッション』『ソーシャルデザイン論』『イマドキの女子大学生の親子関係と住まい方』です!是非ご参加ください!
次回のオープンキャンパスへのご参加は、2024年7月21日(日)です。
事前エントリーが必要ですので、下記からお願いいたします。
https://www.swu.ac.jp/admission/event/

(環境デザイン学科教員 桐山恵理子)

 

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