2024年10月30日(水)~ 11月14日(木)10:00 ~ 17:30 ギャラリーエークワッド(江東区新砂1-1-1 竹中工務店東京本店1階)にて、第24回 住宅課題賞2024 建築系大学住宅課題優秀作品展が行われました。
6月に掲載したトピックスでお伝えしたように本学からは3年谷平愛莉さんが出展しました。
(写真:第24回 住宅課題賞2024 建築系大学住宅課題優秀作品展 会場の様子 撮影/光齋昇馬)
(写真:展示の様子)
(画像:プレゼンテーションボード)
展示終了後、谷平さん(以下T)へ助手よりインタビューを行いました!
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【質問①】今回の課題「暮らしたい高円寺をつくる」に取り組むにあたって、意識したことや大切にしたことはありますか。
T:昼間と夜、敷地調査に行った際、夜の印象が強く残りました。高円寺の夜は、居酒屋が多く開店していて賑わいがあり、その楽しい様子を建築にそのまま投影したいと考えました。
助手:現状の高円寺にはない新たな風を吹き込むというよりは、その良さを延長するように活かしたいといったイメージでしょうか。
T:はい、そのようなイメージです。
【質問②】集合住宅の設計にあたって気を付けたことはありますか。
T:居酒屋の要素を設計に取り込む中で、「暮らし」の部分が疎かになってしまわないよう注意を図りました。パブリックな交流スペースだけでなく、プライベートな住環境にも意識を向けるよう気を付けました。
【質問③】「曖昧な境界~酒場のように賑わう集合住宅~」というタイトルですが、谷平さんにとって酒場とはどのような空間ですか。
T:小綺麗な空間ではなく、大衆居酒屋のような物理的・心理的に距離が近い空間です。友人がバイトしている居酒屋でお店の方と交流する機会があり、普段関わることのない人との出会いを魅力的に感じたため、その空気感を取り込みました。
【質問④】他大学の出展者のプレゼンテーションを聞き、印象に残ったことはありますか。
T:学生それぞれに、建築に対する考え方の軸があると感じました。私はまだ探し途中なので、今後の設計課題に取り組む中で明確にしていきたいと考えています。
助手:「暮らし」にフォーカスするという話を聞き、「利用者を置いてけぼりにしない建築」というのが谷平さんの軸なのでは、と感じました。
【質問⑤】初めて外部展に出展したかと思いますが、今後挑戦していきたいことなどありますか。
T:私自身負けず嫌いなので、センバツ合同講評会の出展や卒業設計の最終選考に選ばれることを目標にしています。様々な展覧会に足を運んで、プレゼンテーションボードの表現スキルも磨いていきたいです。
助手:今後の活躍も期待しています!本日は、ありがとうございました。
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