【建築】茶室を仕上げるvol.4

2024,12.31 建築/インテリアDP総合演習

今回の茶室を仕上げよう!のワークショップは4回目となり、2024年12月7日(土)と8日(日)で実施しました。とても寒い日で、今年に入って始まて最高気温が10度を越えない日でした。
今回は村上親方大工講師、渡辺左官講師、村上建築工房の職人さんが各日に一人ずついらしていただきました。今回が講師陣がいらしていただくのは最後だったので、いなくてもできる箇所以外を詰める作業でした。
具体的には、外壁の仕上げ土壁、建具の設置、内装の土壁、天井の意匠等でした。

渡辺左官講師より仕上げ土壁の施工方法を教えていただきました。

また、外壁班1チームと内装班2チームに分かれて作業を行いました。

内装班はまずは畳寄せの設置準備と設置を行いました。これで畳屋さんが畳を敷くことができます。

窓建具の小舞窓の意匠デザインを行いながら施工をしました。

日が落ちるのが本当に早くなりました。日が落ちて暗くなってからの村上親方による「見切り」とは何か、考え方についての講義です。

天井の施工準備をしています。天井の一部は村上親方が持ってきてくださった古い畳表を利用して施工しました。

細い竹を編んで天井の意匠に施工しました。そのための下準備をしています。今回の天井は「水」がテーマです。

二日目の日が落ちても内装の土壁塗りは続きました。何とか職人の講師陣の方々がいるうちに終わらせました。

村上親方を始めとする講師陣の方々、本当にありがとうございました。あとは、我々で最後は仕上げます。最後に講師陣の方々と学生チームで記念撮影をしました。

ワークショップの次の日の外観写真です。躙り口もきれいにできています。外観的にはほぼ完成です。

中は土壁がまだ乾いていませんが、壁と天井はほぼ完成です。天井も学生デザインのものができています。床は雨戸の焼杉の雨戸が並べてあり、あとは炉と畳を設置しなければなりません。

本ワークショップはまだ続きます。また次へ。

(建築・インテリアデザインコース 田村圭介)

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