2月末。学生の姿はほとんど無く、寂しいキャンパスだなあ…と思っていたら、製図室にゼミ4年生を発見! 卒業設計(卒計)の模型を仙台に送付する箱の作成中でした。
製図室での様子
卒計の全国大会としては、「せんだいデザインリーグ卒業設計日本一決定戦」という有名な大会があり、現在その選考が進んでいます。これは、① 予選、② 100選、③ グループ審査、④ 10選、⑤ ファイナルと、何段階もの選定過程があるリーグ戦です。この2人は、先日100選を突破。
ここまで来るのも、結構な茨の道です。あの伊東豊雄氏が設計を手掛けた「せんだいメディアテーク」で、3月8日〜14日に模型展示を行います。
2人の卒計作品(卒業設計優秀作品集より)
そこで、感想を聞いてみました。
「2年前に「せんだい日本一」をギャラリーとして体験。夢の舞台に立てて嬉しいです!」(K)
「学内展も中止。この模型が、やっと陽の目を見ることが出来て嬉しい!」(M)
現地には例年多くの建築学生が集いますが、今回はファイナル入選者だけがPCR検査をした上で集まるそうです。厳戒体制ですね。陰ながら応援しています!
(杉浦久子)
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