秋の連続レクチャーを開催中

2025,11.17 建築/インテリアイベント

建築インテリアデザインコースでは今年度、
社会で活躍されている実践者や研究者の方々をお呼びして、
連続レクチャーをしていただく機会を10〜12月で計3回開催します。
(現在までに2回のレクチャーを開催しました。)

実際の建築や地域のさまざまなテーマや問題に取り組む方々に、
大学の講義のなかで意外と触れないテーマである
「領域横断」「経済」「ヘリテージ」という3つのキーワードを、
“広い視野で地域や建築を捉える”という共通テーマでお話しいただく機会です。

第一回目(10/10)は、漫画家・建築家の座二郎さんにお話しいただきました。

座二郎ウェブサイト
https://zajirogh.wixsite.com/zajirogh/about-the-artist

タイトルは「Architecture / Imagery アーキテクチャ/イマジェリー」です。

ご自身の漫画制作と建築活動のクロスオーバーする事柄や、
漫画や絵画の構図から世界を捉える視座について熱のこもったお話を頂きました。

学生からは特に「断面図的に漫画が展開する」ことについて、
とても新鮮だったようでアフタートークの場でも色々と質問があがりました。

第二回目(10/31)は、建築家の伯耆原洋太さんにお話しいただきました。

Hams and Studio一級建築士事務所
https://yotahoki.com/

タイトルは「自転と公転 -つくることでつくられる- 」です。

ご自身の自邸改修3作を中心に現在進行中の作品まで紹介くださる形式でお話をいただきました。
その中でも独立初期の案件との関わり方や仕事の取り方、といった
せきららな点についても経済的な側面を交えながら紹介くださいました。

ディテールのドローイングの力強さと細やかな視点が学生たちにはとても響いたようで、
レクチャー後の質疑では収まらずその後企画したアフタートークでも、
30分以上にわたって質問がでたこともあり、とても賑やかな回になりました。

3回目は12月初旬に予定しており、
「建築とヘリテージ」というタイトルで、
山田大樹さん(帝京大学文化財研究所講師)にレクチャーいただく予定です。

本年度から着任して、主体的に大学で企画する最初の機会だということもあり、
学生たちの新鮮な反応を見ながら、ぜひ次年度以降のさらなる企画や取り組みに
今後も活かして行けたらと思います。

(建築・インテリアコース 伊原 慶)

〒154-8533 東京都世田谷区太子堂1-7-57

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