2021,04.19 建築/インテリア
本学大学院環境デザイン研究専攻2年生の望月シエナさんが「古さの戦略」(第27回ユニオン造形デザイン賞)で1等を受賞しました。望月さんは2020年3月に環境デザイン学科を卒業し、大学院に進学されました。
このコンペは公益財団法人ユニオン造形文化財団が主催するもので、2020年度で27回を迎える歴史あるコンペです。2020年度のテーマは「古さの戦略」でした。審査員は世界的に有名な建築家の石上純也氏です。
望月さんの作品は一人の少年の物語からなっています。アフリカのニジェールで文字の読めない子どもたちが移動図書館に出会い、そのとき自分にできる方法版築によって作った読書スペースがきっかけとなり、やがてそこが「まち」の人々の居場所へと進化するというものです。手描きのドローイングがとても印象的な作品です。
応募作品や公募要項はユニオン造形文化財団のページで見ることができます。
https://www.uffec.com/archives2020
望月さんは現在、1月の修士設計提出に向けて研究を進めています。また素敵な作品を提案してくれることを期待しています!
望月さんからのメッセージ
今回物語から設計するという手法で試みたことで自分にあった新しいプレゼン方法を見つけることができたと感じました。そして作品の受賞したこと、とても嬉しく感じています。ありがとうございます!
(教授 金子友美)
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