2026,02.12 プロデュース
デザインプロデュースコースの2年生3名が、新宿区西早稲田にある木組み博物館において、日本の伝統的な木造建築技術「木組み」をテーマにした体験型企画「木組みクエスト」を実施しました。
本企画は、2年生後期授業「デザイン企画演習Ⅰ2」の取り組みとして企画されたもので、2025年度後期に開催された「選抜合同講評会」において最優秀賞に選ばれた企画です。 木組み博物館館長 谷川一雄 さんのご協力のもと、「専門的で難しく感じられがちな伝統技術を、子どもたちにとって身近で楽しい体験に変換すること」を目的に企画提案されました。

企画のポイント:「見る」から「探す」へ、「知る」から「気づく」へ
木組みクエストは、来館者がワークシートを手に館内を巡りながら、
・展示物に触れる
・木組みを分解して観察する
・博物館で見た木組みが、隣接する神社仏閣(穴八幡宮)で実際に使われていることを確かめる
といった段階的なクエストを通して、木組みの役割や面白さに主体的に気づいていく構成になっています。
文字による一方的な解説ではなく、「触れる」「探す」「スタッフに質問する」という行為そのものを学びに変えることで、受動的になりがちな博物館体験を、能動的な学習体験へと転換することを狙います。
日常へとつながる学び
本企画が目指したのは、博物館の中だけで完結する体験ではありません。
木組みの「見方」を知ることで、参加者が神社や街中の木造建築を目にした際に、自然と木組みに注目する視点を持ち帰ることを重視しています。
谷川館長からは、「幼い頃の体験が、将来の進路や関心の選択肢につながる可能性がある」とのコメントも寄せられ、世代を超えて伝統技術を継承していくための新たなアプローチとして評価をいただきました。
実施報告・今後の予定
2026年2月11日(水・祝)には、実際に来館者を迎えて企画を実施し、「展示の見方が変わった」「触ることで理解しやすかった」といった感想が寄せられました。
次回は 2月21日(土)10:00〜16:00 に実施予定です。所要時間は約15分で、参加費は無料。小学生向けに設計された企画ですが、どなたでも参加可能です。
ぜひ会場で、木組みに触れ、その魅力を体験してください。
デザインプロデュースコース 専任講師 羽深太郎
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