ゼミ旅行

2025,05.04 研究室建築/インテリア

建築は、実際の空間に身をおいてこその学びでしょ?ということで、いまさらなところはありますが、2024年夏のゼミ旅行をご紹介。
今回はほぼ完全学生企画の旅で、京阪神地方を1泊2日の弾丸旅行で回ってきました。
見学地は京都から大阪、神戸、淡路島と結構距離がありましたが、事前の計画のたまものなのか、移動時間含めほぼ計画通り、古建築から現代建築まで、ざっと12ほどの建物を見学してきました。
視察対象の多くは、今、大阪での展覧会も盛況な安藤忠雄氏による建築群。コンクリート好きという学生のたっての希望でもありました。

風の教会。30年前に訪れた時と変わらずの静謐な空間がそこにありました。

KHギャラリー。個人宅がギャラリーとして開放されており、安藤氏の住宅を実際に体験できる。

本福寺水御堂。閉館ギリギリに水盤の隙間から駆け込みました。

淡路夢舞台。安藤氏による巨大な建造物群。そのスケールに圧倒されます。

私が学生時代だった30年ほど前からすでに大活躍であった安藤氏。時間の経過が、建築に得も言われぬパワーを与えていて、大変印象深い旅となりました。皆さんも、大学生の特権である長い休暇期間を活用し、ぜひ建築を巡る旅に出かけてみてはどうでしょうか。
(建築・インテリアデザインコース 森部康司)

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